伝統的な日本の和紙を使って、モダンなデザインに仕立てられた和紙のアクセサリー。
「伝統的な和紙で、現代を生きる人の心を躍らせるようなモダンなアクセサリーを作りたい」
そんなデザイナーの想いから、色も柄も伝統的な和紙をそのまま使って、
現代の生活に溶け込む煌めくアクセサリーが生まれました。
見る人の心を優しい気持ちにさせてくれるアクセサリーは、
美しい日本の四季からインスピレーションを得て制作されています。

伝統的な和紙に刷り上げられた和柄は「文様」と呼ばれ、古来から変わらない人々の願いを司っています。
例えば、ご縁が広がることを願う「七宝繋ぎ」、穏やかな暮らしを願う「青海波」、魔除けの意味のある「籠目」などがあります。
忙しなく過ぎていく現代の暮らしの中で、膝小僧を擦りむくことはなくても、心が擦りむけることなんて日常茶飯事。理不尽を知って、立ち向かわなければならない毎日。弱さを隠して、どうしようもなく強くあらねばななりません。弱さは強さ。強さはかさぶた。

そんな日々に、普段何気なく目にしている日本の文様が、自分に勇気を与えてくれる存在、弱さを認めてくれる存在、ありのままを素敵だと思える存在、なりたい自分になるためにそっと背中を押してくれる存在、そんな現代を戦うあなたの「今を生き抜くための装備品」になってくれればいいなと思って制作しております。
嵐のように忙しなく過ぎてゆく現代の波に揉まれる中で、かさぶたが剥がれる頃には、傷跡は優しさとなって残るでしょう。
「これを付けていれば、私は最強」
そんなお守りのようなアクセサリーになりますようにと、
願いを込めて1点ずつ制作しています。
美しく神秘的な和紙のアクセサリーで、
今日という日がちょっと前向きになれますように。
【五味はるか / デザイナー】

1990年生まれ。
2017年 東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修了
在学中より、紙をテーマにした様々な作品制作・ワークショップを開催する。
大学院の修了と共に、メキシコに渡り広告代理店にて日本企業向けの広告デザイン、企業ブランディングに取り組む。
2019年 伝統的な和紙とモダンなアクセサリーを組み合わせたブランド「Japan Paper hal」を設立し独立。
2021年 日本帰国。日本各地でポップアップストアを運営し現在に至る。